ウガンダ裁判所、汚職で大臣を起訴

［カンパラ、４月６日 ロイター］ - ウガンダの裁判所は木曜日、反政府勢力の北東部カラモジャ地域の住民を支援する目的で金属屋根シートを転用した容疑に関連したいくつかの汚職罪で大臣を起訴したことが法廷文書で明らかになった。

ウガンダでは公金や公的資材の窃盗や悪用が日常的であり、汚職で閣僚が訴追されることは稀である。

ケニアと南スーダンとの国境に接する遠隔地にあるカラモジャには、頻繁な干ばつや致命的な牛の襲撃に弱い遊牧民が住んでいる。

ロイターが閲覧したカンパラ汚職防止裁判所の文書によると、カラモジャ問題大臣メアリー・ゴレッティ・キトゥトゥは「公共財産の損失」や「詐欺の共謀」など複数の罪で起訴された。

起訴状には、キトゥトゥさんが「自身の利益と第三者の利益のために」1万4500枚の屋根用鉄板を転用したと記載されている。

[1/3]ウガンダのカラモジャ問題大臣メアリー・ゴレッティ・キトゥトゥ氏（61歳）が汚職防止法廷に出廷し、カラモジャ地域社会強化プログラム用に印刷済みの鉄板9,000枚を流用した際、汚職と重罪共謀の罪で起訴された。ウガンダ、カンパラのコロロで... 続きを読む

書類によると、彼女はすべての容疑について無罪を主張した。 起訴後、キトゥトゥさんは拘留され、4月12日に再び出廷するよう命じられた。

キトゥトゥ氏からのコメントは得られていない。

政府系新聞ニュー・ビジョン紙の報道によると、警察は２月、「首相官邸」と銘打った金属屋根シートを販売したとして、キトゥトゥさんの近親者３人を逮捕した。

検察庁（ODPP）は水曜日遅く、キトゥツ氏を汚職と重罪の共謀罪で起訴すると発表した。

先月議会の委員会に出席した彼女は、金属屋根シートの配布の不手際に対する許しを求めた。

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